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かえるはかえる
¥1,980
著者:小山田浩子 出版社:twililight 判型:188mm × 127mm 並製 デザイン:横山雄 装画:オカヤイヅミ 刊行日:2023年11月11日 「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 twililight web magazineでの2023年4月~9月の連載に、書き下ろし2本をくわえた、芥川賞作家・小山田浩子による第2エッセイ集。 ーーー 著者について 小山田 浩子(おやまだ ひろこ) 1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』が三島由紀夫賞候補となる。同書で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。他の著書に『庭』『小島』、エッセイ集『パイプの中のかえる』がある。
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眠れぬ夜はケーキを焼いて 1巻
¥1,265
著者:午後 出版社:KADOKAWA 判型:A5判 発売日:2021年1月21日 きっと、大丈夫。孤独な夜に寄り添う12のレシピ 大変なことは多いけれど、 これだけたくさんのケーキをつくれるのならきっと大丈夫。 そう思うのです。 Twitterで大人気の作家・午後(ごご)さんが送る 眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイ。 パウンドケーキやスコーン、ガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなどのレシピ付き 第8回レシピ本大賞 コミック賞受賞! ーーー 著者について 午後(ごご) お菓子作りと漫画と夜更かしが好きな人間。Twitterにてエッセイ漫画をアップしている。Twitter @_zengo
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眠れぬ夜はケーキを焼いて 2巻
¥1,265
著者:午後 出版社:KADOKAWA 判型:A5判 発売日:2021年10月28日 孤独な夜に寄り添うレシピ&エッセイ第2弾 「こんな夜に焼くのは、 明日につながるようなケーキがいい」 第8回料理レシピ本大賞コミック賞受賞作の第二弾! Twitterで人気の作家・午後さんが描く 眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイです。 バナナケーキ、レアチーズケーキ、ホットケーキ、ジャム、クッキーなど、 孤独な夜のおともとなるレシピを、心に残るエッセイとともにお送りします。 ーーー 著者について 午後(ごご) お菓子作りと漫画と夜更かしが好きな人間。Twitterにてエッセイ漫画をアップしている。Twitter @_zengo
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眠れぬ夜はケーキを焼いて 3巻
¥1,320
著者:午後 出版社:KADOKAWA 判型:A5判 発売日:2023年4月13日 孤独な夜のおともとなるレシピを、心に残るエッセイとともにお届けします こんな夜に焼くのは、明日につながるようなケーキがいい―― 眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイ第3巻。 ベイクドチーズケーキ、スイートポテト、テリーヌショコラなどのレシピ付き。 描き下ろしとして、お菓子研究家・なかしましほさんとのコラボ漫画を収録。 なかしまさんから午後さんへ贈られたお菓子レシピをもとに、 午後さんがエッセイを描き下ろします。 ーーー 著者について 午後(ごご) お菓子作りと漫画と夜更かしが好きな人間。Twitterにてエッセイ漫画をアップしている。Twitter @_zengo
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時代劇聖地巡礼 関西ディープ編
¥2,200
著者:春日太一 出版社:ミシマ社 判型:四六判並製 製本:ソフトカバー 装丁:尾原史和(BOOTLEG) 発行日:2023年3月24日 巌流島は、琵琶湖だった!? 近江、奈良、甲賀、丹波、姫路…… 関西全域が、ロケ名所の宝庫! 『座頭市』『鬼平』『柳生一族の陰謀』『ラスト サムライ』『るろうに剣心』 愛され続ける名作から、近年の大ヒット作まで網羅。 怒涛の59カ所。オールカラー! 写真:来間孝司 ーーー 著者について 春日 太一(かすが たいち) 映画史・時代劇研究家。1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了。映画界を彩った俳優とスタッフたちのインタビューをライフワークにしている。著書に『時代劇聖地巡礼』(ミシマ社)、『天才 勝新太郎』(文春新書)、『ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで』(文春文庫)、『すべての道は役者に通ず』(小学館)、『時代劇は死なず! 完全版』(河出文庫)、『大河ドラマの黄金時代』(NHK出版新書)、『忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力』(角川新書)など多数。
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FindingAPearlyLight
¥4,620
著者:清水朝子 発行:kukuibooks 判型:A4版変形(左右220mm×天地265mm) 製本:ハードカバー 印刷:山田写真製版所 プリンディングディレクター:熊倉桂三 Pearly(真珠のよう)な光の円が特徴的な作品シリーズ。著者初の作品集です。解説・南條史生(美術評論家、森美術館前館長) 2006年に撮影した「On Her Skin」から、意識と社会の密な関係を模索した工場夜景による「Portraits without a Face」。地球、ヒト、意識、生きるということへの探求を続けて来ました。真理や叡智のイメージを表す「葆光」、この言葉に出合い創った新作を含む6作品を所収させて頂きました。(清水朝子) 【作品集内容】 On Her Skin Portraits without a Face Storyteller Silence Awareness Existence Infinity Finding a Pearly Light ーーー 著者について 清水 朝子(しみず あさこ) 日本大学芸術学部写真学科卒業 1993 受賞 キヤノン写真新世紀 優秀賞 (森美術館館長南條史生氏選) 「On Her Skin」2006 個展 「Portraits without a Face」ライカプロフェッショナルストア東京 2017 「Storyteller」 NextLevel Galerie, Paris フランス 2015 「ちょっとかかんで/ Finding You There」ソニーイメージングギャラリー銀座 2014 「On Her Skin」 NextLevel Galerie, Parisフランス 2013 「On Her Skin 展」/「清水朝子 Infinity 展」 和田画廊 2009
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SUSHIO THE IDOL
¥3,520
著者:すしお 発行元 :PIE International 判型:B5判変型(257×210mm) 製本:ソフトカバー 発売日:2019年8月22日 アニメーターすしお画集発売! アニメスタジオ「トリガー」に所属し、アニメを描き続けてきたすしお待望の画集が発売。『キルラキル』『天元突破グレンラガン』から、アイドルイラストまで幅広くカラーイラストを集めたファン必携の1冊です。 ーーー 著者について すしお アニメーター、イラストレーター。アニメ「キルラキル」「天元突破グレンラガン」「プロメア」に参加。星野源「いのちの車窓から」イラスト、BUMP OF CHICKEN「THE LIVING DEAD TEE」イラストデザイン、モーモールルギャバン「ヤンキーとKISS」ジャケットイラストデザインなど。
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文芸ムック あたらよ 創刊号
¥2,200
発行者:有限会社EYEDEAR 判型:A5版 発行日:2023年11月11日 ひとり出版社による新しい文芸誌、創刊! 総勢19名のクリエイターによる寄稿/対談のほか、496作品もの応募が集まった『第一回 あたらよ文学賞』の受賞作品を一挙掲載! 〈特典:文芸ムックあたらよ 書き下ろしステッカー〉 参加クリエイター 【装画】 出口えり『よるを見にいく』 【挿画】 サッサエリコ『夜がきた』 【対談】 馳月基矢『書いて、調べて、駆け抜けて。』 【創作】 梧桐彰『現の夜、夢の朝』 綾坂キョウ『とろけたクリーム』 百百百百『巡礼者たち』 輝井永澄『黒い鳥』 蒼山皆水『明日にのぞむ夜』 小谷杏子『この夜を焚べる』 【短歌】 岡本真帆『光源』 伊波真人『ナイト・バーズ』 中靍水雲『夜を駆けない』 初谷むい『さっきまでの話』 青松輝『四季の歌』 【エッセイ】 カイシトモヤ『絵かきのリュカとまほうのつえ』 オレノグラフィティ『用水路』 齋藤明里『夜に読みたい夜のおはなし』 犬怪寅日子『匂いの夜』 【書評】 永田希『夜に読みたい三冊』 【第一回あたらよ文学賞・受賞者】 マルクス・ホセ・アウレリャノ・シノケス『うきうきキノコ帝国』 岩月すみか『こはねに勝てないなら死ぬ』 蛙鳴未明『ツー・ミッドナイト・ノブレス』 咲川音『私たちの月の家』 伊藤なむあひ『椿桃、永遠に』 辻内みさと『月が落ちてくる。』 山川陽実子『神と夜明け』 佐藤龍一クライマー『まゆどじょう』 右城穂薫『猫が飛んだ夜』 えきすときお『夜が冷たく忍びよる』
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ビボう六
¥1,980
著者:佐藤ゆき乃 出版社:ミシマ社 判型:四六判並製 装丁:名久井直子 装画:西村ツチカ 発刊日:2023年11月23日 【第3回京都文学賞受賞作】 怪獣だって恋したい――。 現実に絶望する小日向さんと、千年を生きるゴンス。 「夜の京都」で出会ってしまった二人の運命の行方は? 儚くも、淡い希望が揺れては浮かぶ、新世代のファンタジー。 あらすじ 肉親からの暴力や容姿のコンプレックス、叶わない恋に苦しみ、生きるのが辛い小日向。彼女は、「夜の京都」に落下し、これまでの記憶を失った。そこで出会ったのは、土蜘蛛の怪獣ゴンス。物忘れが激しいため、「ビボう六」という帳面を持ち歩き、忘れたくないことを書き留めているのだった。ゴンスは、小日向が元の世界に戻れるよう手助けするうち、恋心をどんどん募らせてゆく――。 ーーー 著者について 佐藤 ゆき乃(サトウ ユキノ) 1998年生まれ。岩手県二戸市出身、滝沢市在住。2017年に立命館大学文学部に進学し、在学中は京都市内で過ごす。2022年に、本作(原題「備忘六」)で第3回京都文学賞受賞(一般部門最優秀賞)。2023年に、「ながれる」で岩手・宮城・福島MIRAI文学賞受賞。
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星々──生きるように書くこと(作品集)
¥1,760
編集・発行:星々事務局 責任編集:ほしおさなえ 判型:A5版 並製 表紙装画:花松あゆみ 表紙デザイン:さんしょ(Sansho Labo) 発行日:2021年11月6日 『星々──生きるように書くこと』は、小説家・ほしおさなえと星々事務局が2020年7月より継続して行ったオンラインワークショップと140字小説コンテストの優秀作を掲載する作品集です。 ワークショップの作品は5,000字または10,000字の短編小説です。小説としての面白さとともに「見知らぬだれかに届けたい思い」の詰まった作品が選ばれています。 140字小説コンテストは、毎月の応募作(200〜500編)から選ばれた優秀作です。日常の風景、亡くなった人への思い、災害の記憶、幻想的な小宇宙、笑える話……。140字小説の可能性を感じさせる作品たちです。 巻末にはほしおさなえによる選評が掲載されています。
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星々 vol.1
¥1,650
編集・発行:hoshiboshi 責任編集:ほしおさなえ 判型:A5版 並製 表紙装画:ととりか 発行日:2022年5月29日 〈特集 書店〉 *ゲスト作品 雲乃上古書店 九ポ堂 フランク・ザッパと本屋の石 三品輝起 *インタビュー・訪問記 高久書店インタビュー「生涯、本屋でいたい」 文・ほしおさなえ BOOKSHOP TRAVELLERインタビュー「本屋に出会うための本屋で」 文・江口穣 アンジェラヴィサント神田スクエア店インタビュー「本と暮らしのつながる雑貨店」 文・四葩ナヲコ 自由港書店訪問記「青い一本道の途中に」 文・may *星々短編小説コンテスト2022受賞作 握りしめるための石ころをさがす 糸川乃衣 追憶堂 星蔦藍 長方形の向こう側へ なごみ 小田島書店 坂崎かおる ふしぎな本とあなたのお話 ちる *会員コラム 「書店の思い出」 *ブックレビュー「本屋が人生の曲がり角」 横井けい *作品 初恋写真 橘芙歩 そんなに簡単に君は泣けない may 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2021年11月〜2022年3月) 十一月の星々「書」 石森みさお、加茂鹿ヒツギ、ヒトシ ほか 十二月の星々「光」 kikko、PJ、石森みさお ほか 一月の星々「結」 はなぐるま、久保田毒虫、佐久間 ほか 二月の星々「並」 のび、日々びーる、秋助 ほか 三月の星々「解」 のび、石森みさお、はなぐるま ほか 〈創作〉 箱舟のオルタナティブ 四葩ナヲコ ザリガニの丘 江口穣 風の吹く穴 ほしおさなえ
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星々vol.2
¥1,650
編集・発行:hoshiboshi 責任編集:ほしおさなえ 判型:A5版 並製 表紙装画:ととりか 発行日:2022年11月20日 〈特集 紙〉 *インタビュー・訪問記 「西ノ内紙」生産地訪問記「製紙所に継がれるもの」 文・江口穣 中庄株式会社インタビュー「見えないモノを具現化する存在」 文・四葩ナヲコ CAPPAN STUDIO淀屋橋店インタビュー「目指す「本物」のために──」 文・羽田繭 和紙作家・森田千晶の世界「紙の宮を訪ねて」 文・ほしおさなえ *小説 賞状を燃す なごみ(星々短編小説コンテスト受賞後一作) 川を渡る 坂崎かおる(星々短編小説コンテスト受賞後一作) *会員コラム 「紙にまつわるあれこれ」 〈星々ワークショップ2022優秀作〉 *記録と優秀作発表 選評/森潤也(ポプラ社編集部)・ほしおさなえ *ワークショップ優秀作 第二極楽寮アパート取り壊し祭り 江口穣・月草みつめ・早海なこ・海山みどり・蓮見・イケウチアツシ *ワークショップ体験記 〈コラム〉 本屋日記 旦悠輔(自由港書店) 一四〇字読書日記 ちょっぴい 読書会雑感 羽田繭 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2022年5月〜8月) 五月の星々「歩」 右近金魚、水沢ながる、ちる ほか 六月の星々「流」 雷田万、草野理恵子、はぼちゆり ほか 七月の星々「放」 へいた、永津わか、kikko ほか 八月の星々「遊」 山口絢子、へいた、雨琴 ほか 選評・星々大賞発表 ほしおさなえ 〈作品集刊行記念 四葩ナヲコ小特集〉 ほんのちょっぴりいいことがある 四葩ナヲコ ナヲコさんのこと 竹内亮 石を握って ほしおさなえ 〈創作〉 またたきの聴き方 糸川乃衣(星々短編小説コンテスト受賞後一作) さびしい草 ほしおさなえ
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星々vol.3
¥1,650
編集・発行:hoshiboshi 責任編集:ほしおさなえ 判型:A5版 並製 表紙装画:ととりか 発行日:2023年5月21日 〈特集 映画〉 *インタビュー 「答え合わせをするために」映画監督・東かほり 文・江口穣 *第二回星々短編小説コンテスト受賞作 悪い儀式 貝塚円花 老害ラプソディ 蓮見 映画の日。 中川マルカ *エッセイ 人生の映画館めぐり チヒロ 映画館になりそこねたおうち 高橋秀弘 *小説 シアター3に夢を見に 糸川乃衣 シアターなないろ なごみ *会員コラム 「映画にまつわるあれこれ」 〈連載〉 本屋日記 旦悠輔(自由港書店) 一四〇字読書日記 ちょっぴい 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2022年9月〜2023年2月) 九月の星々「実」 のび。、せらひかり、五十嵐彪太 ほか 十月の星々「着」 のび。、あめ、御二兎レシロ ほか 十一月の星々「保」 武川蔓緒、冨原睦菜、へいた ほか 十二月の星々「調」 モサク、うたがわきしみ、酒匂晴比古 ほか 一月の星々「定」 酒部朔、富士川三希、リリィ ほか 二月の星々「分」 河音直歩、右近金魚、リリィ ほか 選評・星々大賞発表 ほしおさなえ 〈星々の集いフォトエッセイコンテスト優秀作〉 冬の元校庭で転⽣について考える 月草みつめ (選評・チヒロ) 〈作品集刊行記念 羽田繭小特集〉 そこで生きている「ひと」を書きたい 羽田繭 とおい、ちかい、とおい、羽田繭さんについて 旦悠輔 祈るために書いている ほしおさなえ 〈創作〉 蛇と球根 四葩ナヲコ 綴り草 ほしおさなえ
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星々vol.4
¥1,650
発行:hoshiboshi 判型:A5判 表紙装画:ととりか 2023年11月刊行 〈特集 街と生きる〉 *扉イラスト 九ポ堂 *インタビュー とりあえず、関わってみる 影山知明(クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店) 現実の街に生き、空想の街をつくる 長南芳子(穀雨) *エッセイ 休日 深澤元(つまずく本屋 ホォル) *小説 堂々と声を出すための読書会 糸川乃衣 交差点で立ち止まる なごみ いつか出ていく街の 四葩ナヲコ *星々ワークショップ2023優秀作 知らない海を見ている 大場さやか 川へ 竹内亮 もじやのもじゃもじゃ へいた じょうぎ座γ流星群の約束 森山ねこたろう *会員コラム 「わたしの好きな街」 〈連載〉 新連載 未確定ジャーニー❶ 海が見たい チヒロ 本屋日記❸ 鳥の声を聴け 旦悠輔(自由港書店) 一四〇字読書日記❸ ちょっぴい 〈140字小説〉 訪ねた街、懐かしい街、帰る街 へいた(星々の新人) ある星座 のび。(星々の新人) 仄かなかけら 四葩ナヲコ 〈140字小説コンテスト優秀作〉(2023年春・夏) 春の星々 「明」 石森みさお、右近金魚、kikkoほか 夏の星々 「遠」 あやこあにぃ、明日香、酒部朔ほか 選評 ほしおさなえ・四葩ナヲコ 〈星々の本棚 「金魚のまぶた」(横井けい)刊行記念小特集〉 拝啓、スリルとロマンと好奇心の人 横井けい 眠り姫の描く魅力的な人外 羽田繭 いつかまた行きたい場所 ほしおさなえ 〈星々短編小説コンテスト受賞後1作〉 私が引き伸ばされていったときの橋桁 貝塚円花 世界は終わりに近づいている 蓮見 とうぼおりゃんせ 星蔦藍 世紀の対決 AI VS イタコ! ちる 〈創作〉 ありえない嘘をつく、彼女と 羽田繭 瓢箪を背負っている(連載小説 ウツログサ❹) ほしおさなえ 〈告知など〉 星々ワークショップ2023の記録・優秀作作者の言葉・選評 星々短編小説講座告知 季節の星々(140字小説コンテスト)応募規定 星々短編小説コンテスト応募規定 既刊紹介・星々の会告知 編集後記
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金は払う、冒険は愉快だ
¥1,980
著者:川井俊夫 出版社:素粒社 判型:四六判変型 製本:ハードカバー 装丁:川名潤 写真:佐伯慎亮 発行日:2023年9月13日 「俺はこの町で一番頭が悪く、なんのコネやツテもなく、やる気も金もないクソみたいな道具屋だ」 関西某所のとある古道具店。その店主は、かつてブログが登場する以前のインターネットで多くの読者を魅了した伝説のテキストサイトの著者だった――中卒、アングラ商売、アルコール依存症、ホームレスなど破格の経歴をもつ道具屋店主による、金と汗と汚物と愛にまみれた“冒険”の数々を、唯一無二の文体でつづった痛快私小説。 「俺だけのルールがある。俺専用のやつがな。誰だってそうだろ? 俺たちは世界のすべてを全員で共有してるわけじゃない。たまに交錯したり、部分的に共有してるだけだ。だから自分の世界を生きるのには、自分だけのやり方がいる。他のやつのやり方じゃダメなんだ」 ーーー 著者について 川井 俊夫(かわい としお) 1976年横浜生まれ。中卒、水商売、ヒモ、放浪、アルコール依存症、ホームレス、会社員、結婚を経て、現在は関西某所で古道具店を経営。1990年代後半より2000年代にかけて「川井俊夫」の筆名で「スヰス」などのテキストサイトを運営。電子書籍に、テキストサイトの文章をまとめた『羽虫』(2014年、elegirl publishing)がある。
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光聴
¥2,200
著者:岡田一実 出版社:素粒社 判型:B6変型判 製本:ソフトカバー デザイン:北野亜弓(calamar) 発行日:2021年3月25日 第 11 回小野市詩歌文学賞受賞の前句集『記憶における沼とその他の在処』より、約 3 年ぶりの著者新句集。 ーーー 著者について 岡田 一実(おかだ かずみ) 1976 年富山市生まれ。愛媛県松山市在住。2010 年第 3 回芝不器男俳句新人賞にて城戸朱理奨励賞受賞。2014 年第 32 回現代俳句新人賞受賞。2015 年「らん」同人。2019 年句集『記憶における沼とその他の在処』(青磁社、2018 年)にて第 11 回小野市詩歌文学賞。現代俳句協会会員。 そのほかの句集に、『境界-border-』(マルコボ.コム、2014 年)、『新装丁版 小鳥』(マルコボ.コム、2015 年)。
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エレメンツ
¥1,870
著者:鴇田智哉 出版社:素粒社 判型:四六変型判 製本:ハードカバー 装丁:北野亜弓(calamar) 発行日:2020年11月11日 田中裕明賞受賞の前句集『凧と円柱』(2014 年)よりおよそ 6 年後の著者第 3 句集。 ーーー 著者について 鴇田 智哉(ときた ともや) 1969 年千葉県木更津市生まれ。1996 年俳句結社「魚座」(今井杏太郎主宰)にて俳句を始める。「魚座」終刊にともない、2007 年「雲」(鳥居三朗主宰)入会、編集長。「雲」退会後、2015 年に俳句同人誌「オルガン」創刊参加。俳句研究賞、俳人協会新人賞、田中裕明賞受賞。句集に『凧と円柱』(2014 年、ふらんす堂)、『こゑふたつ』(2005 年、木の山文庫)。
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ニーネ詩集 自分の事ができたら
¥2,200
著者:大塚久生 出版社:点滅社 判型:A5判 丸背上製かがり 装丁・表紙イラスト:平野拓也 発売日:2022年11月14日 小さな声で歌って欲しいよ 躍るみたいに歩いて欲しいよ しがみついた地面と見上げた黄色い空 自分の事ができたら会おう 「自分の事ができたら」より 結成24年目のロックバンドの歌詞集。 自分の事が上手にできなくて、 無気力の穴に落ちてしまったり、 誰かを傷つけてしまったり、 自分で自分を責めすぎてしまったり。 だんだん悪くなっていくだけのような生活。 それでも、たとえ負けても負けずに、 強く生きていきたい人へ。 よわくやさしく力強い、ロックバンドの131編の詩。 アルバム収録音源だけではなく未発表音源も多数収録。 ニーネファンの方はもちろん、ニーネをまだ知らない方にも、 入門としておすすめの一冊です。 ーーー 著者について 大塚 久生(おおつか ひさお) 1998年結成のロックバンド「ニーネ」のフロントマン。ニーネは2000年8月発売の1stフルアルバム「8月のレシーバー」で注目を浴びた。現メンバーは大塚久生(Vo、Gt)、定行祥一(Dr、Cho)、サポートのろっきー田中(Ba)の3名。楽曲の作詞作曲はほぼすべて大塚が担当している。
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トワイライライト
¥1,650
著者:畑野智美 発行所:twililight 判型:188mm × 127mm 並製 装幀:横山雄 写真: tsukao 刊行日:2023年3月11日 森谷未明は進学のために福島県から上京し、三軒茶屋でひとり暮らしをはじめる。 感染症の影響もあり、憧れていたような学生生活はおくれず、近くに住むいとこで小説家の信一の家に遊びにいくぐらいしかできない。 ある日、思い切って、本屋「twililight」に入ったことから、未明の生活は変わっていく。 友達と出会い、夜の街を歩き、初めてのお酒を飲む。 そして、恋をする。 twililightの屋上から眺める夕暮れに染まる三軒茶屋、未明は何を探し、何を見つけるのか。 きっと誰もが、この物語の中にいる。 ーーー 著者について 畑野智美 (はたの・ともみ) 1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。13年に『海の見える街』、14年に『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞の候補となる。著書にドラマ化された『感情8号線』、『ふたつの星とタイムマシン』『タイムマシンでは、行けない明日』『消えない月』『神さまを待っている』『大人になったら、』『若葉荘の暮らし』などがある。
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単語帳
¥550
著者:グレゴリー・ケズナジャット 出版社:U-NEXT 判型:文庫判 発売日:2024年3月1日 東京・神楽坂の居酒屋で僕が出会ったのは、同じ母語で、さらに同じ方言を話すマルコムだった。大学教員の僕と傷心旅行中だという翻訳者のマルコムはしかし、彼の要望から日本語で会話する。現在は仕事もプライベートもほとんど英語の僕と、モフモフの翻訳につまずいたことをきっかけに言語と自分の関係に違和を覚えるようになったマルコム。分厚い単語帳を持ち歩き、旅行する目的とは? 第二言語の習得と個をめぐる短編小説 ーーー 著者について グレゴリー・ケズナジャット 1984年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリーンビル市生まれ。2007年、クレムソン大学を卒業ののち、外国語指導助手として来日。2017年、同志社大学文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。現在は法政大学グローバル教養学部にて准教授。2021年、「鴨川ランナー」にて第二回京都文学賞を満場一致で受賞し、デビュー。同年、受賞作を収録した『鴨川ランナー』を刊行。最新作『開墾地』が第168回芥川賞の候補となる。
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百花
¥803
著者:川村元気 出版社:文藝春秋 判型:文庫判 発売日:2021年7月7日 現代に新たな光を投げかける、愛と記憶の物語 「あなたは誰?」 徐々に息子の泉を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく泉。 ふたりで生きてきた親子には、忘れることのできない“事件”があった。 泉は思い出す。かつて「母を一度、失った」ことを。 母の記憶が消えゆく中、泉は封印された過去に手を伸ばす──。 記憶という謎<ミステリー>に挑む新たな傑作の誕生。 「あなたはきっと忘れるわ。 だけどそれでいいと私は思う」 「また母が、遠くに行ってしまいそうな気がした。 あの時のように」 ……あの一年間のことは、決して誰にも知られてはいけなかった。 小説『世界から猫が消えたなら』『四月になれば彼女は』などで大きな衝撃を与えてきた川村元気、待望の最新文庫。 解説は『長いお別れ』の中島京子さんです。 ーーー 著者について 川村 元気(かわむら げんき) 1979年生まれ。『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』 などの映画を製作。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。140万部突破のベストセラーとなり、米国、フランス、ドイツ、中国、韓国などで出版される。小説2作目『億男』も映画化され、76万部突破のベストセラーとなった。2018年、初監督映画『DUALITY』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出された。
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神曲
¥1,705
著者:川村元気 出版社:新潮社 判型:四六判変型 ブックデザイン:鈴木成一デザイン室 カバー写真:川内倫子 発売日:2021年12月3日 神の正体を、知っていますか。天国も地獄も、すべてこの世界にある。稀代のストーリーテラーが放つ、2年半ぶり圧巻の最新長編! 小鳥店を営む檀野家の平穏な日常は、突然終わりを告げた。息子が通り魔事件で刺殺され、犯人は自殺。地獄に突き落とされた父、母、姉の三人が、悲しみと怒りを抱えながらも足搔き、辿り着いた先にあるものとは。次々に明かされる家族の秘密、ラスト20ページの戦慄、そして驚嘆の終曲(フィナーレ)。震えるほどの感動が待つ、著者渾身の飛躍作。 ーーー 著者について 川村 元気(かわむら げんき) 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。「告白」「悪人」「モテキ」「おおかみこどもの雨と雪」「君の名は。」などの映画を製作。2011年、優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。2012年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は21カ国で出版された。2018年、初監督作品『どちらを』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品される。2021年、初の翻訳本『ぼく モグラ キツネ 馬』を刊行。他著に小説『億男』『四月になれば彼女は』『百花』、対話集『仕事』『理系』など。
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ぼく モグラ キツネ 馬
¥2,200
著者:チャーリー・マッケジー 訳者:川村元気 出版社:飛鳥新社 判型:B5変上製 発行日:2021年3月17日 ぼくは、モグラとキツネと馬と、旅に出た。 そこで見つけた本当の"家"とは。 8歳の子どもから、80歳の大人まで。 圧巻のイラストで読む人生寓話。 少年とモグラ、キツネ、馬の冒険と心の交流を 美しいイラストとともに描いたアート絵本 "THE BOY, THE MOLE, THE FOX AND THE HORSE"の日本語版。 2020年イギリスで最も売れた本 (ニールセンブックスキャン調べ)。 その年に発売された本以外で 年間1位になるのは史上初。 英サンデータイムズベストセラー1位。 英アマゾン総合1位。 英では累計196万部となり、 「大人向けハードカバー本」としては史上1位、 全ジャンルでも「ハリー・ポッター」シリーズに次ぐ 史上2番目に売れたハードカバー本となる。 米でも100万部突破、 ニューヨークタイムズベストセラー1位。 米大手書店バーンズアンドノーブルと ウォーターストーンズの 由緒ある「2020年のベストブック」に選ばれる。 同時受賞は史上初。
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四月なれば彼女は
¥792
著者:川村元気 出版社:文藝春秋 判型:文庫判 発売日:2019年7月10日 胸をえぐられる、切なさが溢れだす―― 『世界から猫が消えたなら』『億男』『百花』の著者が描く、究極の恋愛小説。 大反響のベストセラーがついに文庫化! 4月、精神科医の藤代のもとに、初めての恋人・ハルから手紙が届いた。 “天空の鏡”ウユニ塩湖からの手紙には、瑞々しい恋の記憶が書かれていた。 だが藤代は1年後に結婚を決めていた。愛しているのかわからない恋人・弥生と。 失った恋に翻弄される12か月がはじまる―― なぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去ってしまうのか。 川村元気が挑む、恋愛なき時代における異形の恋愛小説。 “あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。 それが、永遠に続くものだと信じていた。” “私たちは愛することをさぼった。面倒くさがった。” “わたしは愛したときに、はじめて愛された。 それはまるで、日食のようでした。” 解説「失うことの深さ」あさのあつこ ーーー 著者について 川村 元気(かわむら げんき) 1979年横浜生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『バクマン。』『君の名は。』『怒り』『すずめの戸締り』『怪物』などの映画を製作。2011年に、「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。同作は28ヵ国で出版された。他著に小説『億男』、『神曲』、対話集『仕事。』『理系。』、翻訳を手がけた『ぼく モグラ キツネ 馬』、近藤麻理恵との共作小説『おしゃべりな部屋』等。2022年9月、自身の小説を原作として、監督・脚本を務めた『百花』が公開。同作で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる「最優秀監督賞」を受賞。