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欧米の隅々 市河晴子紀行文集

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編者:高遠 弘美
出版社:素粒社
判型:B6判
製本:ハードカバー
ブックデザイン:重実生哉
発行日:2022年10月28日


渋沢栄一の孫にして、稀代の文章家であった市河晴子――その代表的著作である『欧米の隅々』(1933)『米国の旅・日本の旅』(1940)から一部を精選。注・解説・年譜・著作目録等を付す。
編者は、フランス文学者にして、プルースト『失われた時を求めて』個人全訳刊行中の高遠弘美。
激動の世界を巡ったひとりの女性の、弾むような、いきいきとした旅の記録。

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著者について
市河 晴子(いちかわ はるこ)
1896 年 12 月 21 日東京生まれ。法学博士穂積陳重と歌子の三女。歌子は渋沢栄一の長女で歌人。
19 歳で英語学者市河三喜と結婚。二男一女をもうけるが、1926 年には次男三愛を、1943 年には長男三栄を喪い、悲しみのあまり病臥ふた月。同年 12 月 5 日、他界した。享年 46。
幼少より才覚を謳われ、快活で正義感が強く人々から慕われた。名文家としても知られ、三喜に同行した欧米視察の旅からは『欧米の隅々』(1933)が、1937 年、日中戦争勃発後、民間外交を託され単身米国に渡った経験からは『米国の旅・日本の旅』(1940)が生まれた。英訳もされた上記二冊の他に『愛ちやん』(1927)。単行本未収録作品も多い。

編者
高遠 弘美(たかとお ひろみ)
1952 年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。フランス文学者。明治大学名誉教授。著書に『プルースト研究』『乳いろの花の庭から』『物語パリの歴史』『七世竹本住大夫 限りなき藝の道』。訳書にプルースト『消え去ったアルベルチーヌ』『失われた時を求めて』、ロミ『完全版 突飛なるものの歴史』『悪食大全』『乳房の神話学』など多数。編著に『矢野峰人選集』『七世竹本住大夫 私が歩んだ 90 年』。共著多数。

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